2008年6月24日 星期二

猫の恩返し



『猫の恩返し』(ねこのおんがえし)は、森田宏幸監督によるスタジオジブリの長編アニメーション映画である。2002年7月20日日本公開。テーマは現実逃避。

映画『耳をすませば』の続編にあたり、「成長した月島雫が書いた物語」という位置づけで、猫の男爵・バロンが共通して登場する。その為か、『耳をすませば』で雫の声を担当した本名陽子が声の出演をしている(チカ 役)。 バロンの声を担当する声優は、主人公とのバランスを考慮し、露口茂から袴田吉彦に変更されている。尚、ジブリでは珍しい、最後まで背景が手描きではない作品である。キャラクターは手書きである。
目次
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* 1 あらすじ
* 2 キャッチコピー
* 3 キャスト
* 4 スタッフ
* 5 主題歌
* 6 特記事項
* 7 外部リンク

[編集] あらすじ

何の変哲も無い普通の女子高校生ハルは、ある日、車に轢かれそうになった猫を助ける。助けられたあと、その猫は日本語で礼を述べ、二足歩行で歩き去る。彼は猫の国の王子だった。

次の日、猫の国から、王子の命を救ったお礼の品が届けられるが、猫じゃらし、マタタビ、ネズミといった、猫しか喜びそうのない代物ばかり。文句を言うハルに、それならば猫の国へご招待致しますと使者は答え、突然現れた猫の集団に、ハルは連れ去られてしまう…。

[編集] キャッチコピー

猫になっても、いいんじゃないッ?(糸井重里)

[編集] キャスト

いずれも「声の出演」。

吉岡ハル:池脇千鶴
主人公。ごく普通の女子高生。朝に弱く、寝坊で学校を遅刻してしまうことが少し多い。母子家庭のため家事は得意で、母が多忙なときは炊事などを引き受けている。クラスメートの町田君に片思いしている。ルーンの結婚相手として猫の国へ連れて行かれそうになり困り果てていたところ、不思議な声に導かれ「猫の事務所」へたどり着き、バロン達に助けを求める。
バロン(フンベルト・フォン・ジッキンゲン):袴田吉彦
「猫の事務所」(原作では地球屋という名前がある)の所長。身の丈30センチほどの猫で二足歩行で歩く。スーツ姿に帽子をかぶり、ステッキを持っておりイギリス紳士を連想させる風貌をしている。また、実際に性格も紳士的である。ムタいわく「キザ」らしい。バロン特製スペシャルブレンドの紅茶は毎回味が変わるらしい。行方不明の恋人がいる。
ムタ(ルナルド・ムーン):渡辺哲
バロンの仲間の猫。口は悪いけれど良いやつ。甘いものが大好きで、こだわりも持っているようだ。昔、猫の王国で悪さを働いたらしい。トトとはいつも喧嘩しており、トトの事を「靴墨ヤロー!」や「手羽先ヤロー!」や「鳥目ヤロー!」と言っている。
トト:斉藤洋介
バロンの仲間のカラス(ガーゴイル)。ムタとは喧嘩ばかりしている。←原作ではカラスではなくカササギである。
ルーン:山田孝之
猫の国の王子。ある目的で人間界に来ていて、車に轢かれそうになったところをハルに救われる。猫王を反面教師にしてきたため、父親と違い誠実で真面目な性格をしている。父親と同じオッドアイ
ユキ:前田亜季
ハルが幼い頃に出会った白猫。猫王のお城で給仕をしており、ルーンとは恋人関係にある。ハルを「猫の事務所」に導いた。人間界で売っている魚の形をしたクッキーが大好き。
猫王:丹波哲郎
猫の国の王で、王子ルーンの父親。わがままな暴君で、ルーンやハルの意思をまったく無視して二人の結婚を強行しようとする。ルーンが恋人であるユキとの結婚を猫王の前で発表すると、それを素直に祝福し、今度は自分がハルの結婚相手に名乗りをあげるむちゃくちゃな王様。
ナトリ:佐戸井けん太
猫王の秘書。非常に有能で猫王を頭脳面でサポートしている。
ナトル:濱田マリ
猫王の秘書。垂れ下がった耳が特徴的。ナトリと違い能天気な性格。
吉岡直子:岡江久美子
ハルの母。夫はおらず、一軒家に娘のハルと二人で暮らしている。パッチワークの仕事で生計を立てている。
ひろみ:佐藤仁美
ハルの親友。ラクロス部に所属している。同じクラスメートで卓球部の柘植君がお気に入り。元は柊あおい作の短編マンガ「桔梗の咲く頃」(「耳をすませば幸せな時間」に収録)の登場人物で、柘植君(本作では主人公)に片想いしている設定は同じである。
チカ:本名陽子
ハルのクラスメイト。

他、田中敦子、宮本充、長克巳、塚本景子、白鳥由里、香月弥生、駒村多恵、鈴井貴之、大泉洋、安田顕、岸祐二、中村俊洋、清水敏孝、青木誠、江川大輔、新垣樽助、よのひかりが端役で出演している。

[編集] スタッフ

* 原作 : 柊あおい(『バロン - 猫の男爵』(徳間書店)より)
* 企画 : 宮崎駿
* 監督 : 森田宏幸
* 脚本 : 吉田玲子
* 音楽 : 野見祐二
* キャラクターデザイン・レイアウト : 森川聡子
* 作画監督 : 井上鋭、尾崎和孝
* 作画監督補 : 稲村武志、山森英司、田村篤、山下明彦
* 動画チェック : 坂本豊、中込利恵、大西綾、藤井香織
* 動画協力 : スタジオコクピット、アニメTOROTORO、ラジカル・パーティー
* 美術監督 : 田中直哉
* 色彩設計 : 三笠修
* 仕上検査・色指定 : 林留美子、山崎紀代美
* 特殊効果 : 榊原豊彦
* 撮影監督 : 高橋賢太郎
* 編集 : 内田恵(瀬山編集室)
* 編集助手 : 武宮むつみ
* 録音演出 : 林和弘
* 整音 : 住谷真
* 効果:野口透(アニメサウンド)
* フォーリー : 帆苅幸雄、丹雄二、北田雅也、岡瀬昌彦
* フォーリーミキサー : 井上秀司
* フォーリー収録 : 東宝サウンドスタジオ(両角佳代子)
* 録音スタジオ : 東京テレビセンター(今泉武、岩名路彦)
* 光学録音 : 上田太士
* デジタル光学録音 : 西尾曻
* ドルビーフィルム・コンサルタント : 森幹生、河東努
* dtsマスタリング : 中山敦子、相川敦
* キャスティング・プロデュース : PUG POINT・JAPAN(畠中基博、安直美、佐藤あゆみ)
* 音響制作 : KiKi
* 音楽制作マネージメント : 岸健次郎、久松有子
* レコーディングエンジニア : 大野映彦
* ミュージックエディター : 大野直子
* 演奏 : 東京フィルハーモニー交響楽団
* 指揮 : 熊谷弘
* 音楽収録 : 東京オペラシティ コンサートホール
* 音楽制作 : スタジオジブリ(稲城和実)
* タイトル : 真野薫、マリンポスト
* 制作プロデューサー : 田中千義
* 制作デスク : 出口秀男、居村健治
* 制作進行 : 神村篤、望月雄一郎、清川良介
* ポスプロ担当 : 古城環、津司紀子
* 演出補佐 : 齋藤純也、今井靖、泉津井陽一
* 監督助手 : 鶴岡耕次郎
* 制作業務担当 : 野中晋輔
* 制作業務デスク : 川端俊之
* プロデューサー補 : 石井明彦
* 広報 : 西岡純一、鵜飼由美子、白木伸子
* 渉外 : 荒井章吉
* 音楽著作権 : 長井孝
* キャラクター商品開発 : 今井知己、浅野広一、井筒理枝子
* 出版 : 田居因、筒井亮子、渋谷美音
* 管理担当 : 島宮美幸
* 協力 : 創芸、デジデザイン・ジャパン、D-REC、山﨑文雄、新井紀乃、吉田純哉、笹木信作
* 特別協力 : ローソン
* 宣伝プロデューサー : 伊勢伸平
* 特別顧問 : 徳山雅也、矢部勝
* 予告編製作 : ガル・エンタープライズ(坂垣恵一)
* 海外プロモート担当 : スティーブン・アルバート、武田美樹子、網崎直
* 「猫の恩返し」製作委員会 : 徳間書店、日本テレビ放送網、博報堂、三菱商事、東宝
* 製作担当 : 奥田誠治、藤巻直哉
* 現像 : IMAGICA(タイミング : 平林弘明、フィルム・レコーディング : 豊谷慎吾、柴田祐男、本間政弘、カラー・マネジメント・システム : 遠藤浩平、山井哲也、フロント業務 : 鈴木優子、志村由布子、ラボ・マネジメント : 川又武久)
* 制作協力 : 高橋プロダクション、T2Studio、テレコム・アニメーションフィルム、D.R MOVIE、スタジオ・ファンタジア
* 制作 : スタジオジブリ
* 製作 : 松下武義、氏家齊一郎、星野康二、宮川智雄、相原広徳、高井英幸
* 製作プロデューサー : 鈴木敏夫、高橋望
* 配給 : 東宝

[編集] 主題歌

『風になる』(エンディングではAcoustic Versionが使用されている)
作詞・作曲・歌:つじあやの/編曲:根岸孝旨/弦・管編曲:山本拓夫
シングル : SPEEDSTAR RECORDS
サントラ : 徳間ジャパンコミュニケーションズ