2008年6月24日 星期二

海がきこえる


移動: ナビゲーション, 検索
文学
画像:Lit.jpg
ポータル
各国の文学
記事総覧
出版社・文芸雑誌
文学賞
作家
詩人・小説家
その他作家

『海がきこえる』(うみがきこえる)は、氷室冴子による小説、またそれを原作にスタジオジブリが制作したアニメーション作品、テレビドラマ。原作小説は現在、徳間文庫刊。

高知市を舞台にした、東京からの転校生・武藤里伽子に恋をする、街を出たことの無い高校生・杜崎拓の物語である。
目次
[非表示]

* 1 概要
* 2 あらすじ
* 3 登場人物
* 4 書誌情報
* 5 アニメ
o 5.1 キャスト
o 5.2 スタッフ
* 6 テレビドラマ
o 6.1 キャスト
o 6.2 スタッフ
* 7 ロケーション
* 8 外部リンク

[編集] 概要

* 小説は1990年から、雑誌『月刊アニメージュ』に連載されていたが、懐かしさやノスタルジーを感じさせる作風や、挿絵をスタジオジブリの近藤勝也が担当した事も話題になり、若い世代を中心にじわじわと人気を得る。
* 単行本化の際に作者による編集が加えられ、拓と里伽子が高知城前でキスするシーンなどが省かれた。
* 文庫版は、時流れによるヒット曲など変遷になどにより現実と小説にギャップが生じたため、当時の状況に合わせて作者による修正が加えられた。
* 1993年5月5日、テレビアニメ化された。スタジオジブリ内の若手作家を育成する目的で制作し、宮崎駿や高畑勲は全く関わっていない。挿絵自体のキャラクターによって、原作とは若干違うストーリーを展開した。日本テレビ系列で夕方に放映したが、この時間帯では異例の視聴率17.4%を記録した。後にビデオ化、DVD化された。英語版のタイトルは『The Ocean Waves』。尚、テレビ放映では予算が合わない事を理由に、同様の企画はその後実現していない。
* 近年スタジオジブリの作品が日本テレビ「金曜ロードショー」枠で放送されているが、本作品の放送の機会は他時間帯においても10年以上にわたって確認されていない。

1:高校生・未成年者の飲酒シーンがある
2:72分という尺が短かすぎて放送枠が無い
3:宮崎駿が作品を認めていない
などが理由として囁かれている。

* キャッチフレーズ:「高知・夏・17歳 ぼくと里伽子のプロローグ」
* 続編として、『海がきこえるII~アイがあるから~』が出版された。こちらは雑誌連載ではなく、氷室冴子による書き下ろしである。全くの続編であり、『海がきこえる』(無印)を読んでいないと把握できない。
* 方言指導は、高知県出身の声優、島本須美と渡部猛が務めた。
* 首都大学東京准教授の宮台真司(当時東京都立大学助教授)は、宮崎駿との対談において、『耳をすませば』よりも『海がきこえる』の方がより現実的な女子中高生の描写ができていると発言し、2人の間で論争になった。
o 対談「コンビニだらけの“最低の風景”だって美しく描きたい」は、月刊『views(ヴューズ)』(講談社)1995年9月号 pp.62-66に掲載。
o 宮台による後日談として、『宮崎駿の新作アニメは「ジジババ向き」!?』が、『ヤングチャンピオン』(秋田書店)1995年8月22日号に掲載。この文章は後に、宮台真司著『世紀末の作法 ~終ワリナキ日常ヲ生キル知恵~』(発行:リクルート ダ・ヴィンチ編集部、発売:メディアファクトリー)1997年、pp.50-52 に収録。同書は2000年、角川文庫でも。
o 宮台真司・石原英樹・大塚明子共著『サブカルチャー神話解体少女・音楽・マンガ・性の30年とコミュニケーションの現在』(PARCO出版)1993年 pp.205-208 には、「アニメと〈関係性〉とは背反するか? ~スタジオジブリ・インタビュー」と題して、望月智充・近藤勝也・高橋望の3氏へのインタビューが収録。

[編集] あらすじ

原作
東京の私立大学に合格した杜崎拓は、上京し、一人暮らしを始めた。そんな折に偶然、拓は持ち物の中からハワイでの修学旅行で撮られた武藤里伽子の写真を目にし、里伽子との思い出を回想する。そして、拓の大学生活が始まるのだった。
海がきこえるII~アイがあるから~
小説の続編。拓は東京に帰り、再び大学生活が始まる。既婚男性と不倫している津村知沙、父が離婚し再婚相手が妊娠して苦悩する里伽子。2人の女性に翻弄されながら、拓もまた成長し、冬を迎える。
アニメ版
東京の私立大学に入学した杜崎拓は、初めての夏休み、駅のホームで武藤里伽子に似た女性を見かけた。その後、同窓会のために青春を過ごした故郷・高知へと帰省する道中、拓はその高校時代を思い起こす。季節外れに転校して来た里伽子との出会い、ハワイへの修学旅行、里伽子と2人だけの東京旅行、親友と喧嘩別れした文化祭。ほろ苦い記憶をたどりながら、拓は里伽子の存在を振り返っていく。

[編集] 登場人物

杜崎 拓(もりさき たく)
性格は純粋。口が軽く、ブッキラボウな事も言うが、どちらかと言えば守り型の気質。高校卒業後、東京の大学に進学する。大学は、日本大学芸術学部だといわれている。実家:高知市五台山。
武藤 里伽子(むとう りかこ)
家庭内問題で、東京から高知に引っ越す。優等生的な態度であり、人付き合いが苦手。その割に学業成績は一級品。転校生であるためか、友人は裕実一人のみ。拓と松野が想いを寄せる。
松野 豊(まつの ゆたか)
拓の友人。密に里伽子に恋している。高校卒業後、京都の大学に進学する。
小浜 裕実(こはま ゆみ)
里伽子の友人。3年のクラス替えの際、たまたま席が隣で里伽子と仲良くなった。
山尾 忠志(やまお ただし)
太った体格で、「アサシオ」と綽名されている。密に裕実に恋している。飲兵衛。東京の私立医大へ進学した。
岡田(おかだ)
東京時代の、里伽子のクラスメイト。元恋人か?プレイボーイ。里伽子との再会時には、里伽子の友達とつきあっていた。
津村知沙(つむら ちさ)
拓の大学の先輩で長身の美人。原作及びその続編の「海がきこえるII~アイがあるから~」に登場でアニメ版には登場しない。